国事犯の娘
平成20年3月24日河北新聞東北の本棚の蘭に次のような記事が掲載された。
歴研みやぎ第75号巻頭に,小論「国事犯の娘川村春子について」を掲載した。西南戦争に敗れ,国事犯として宮城県に配置された鹿児島県人の一人が椎原国幹(西郷隆盛の叔父)である。獄中で病死した鹿児島県人七人の墓が,仙台の瑞鳳寺の墓域につくられた。椎原は放免され,帰郷の際,寺に供養料を寄贈,その記録を刻んだ碑(写真の右側の碑)が墓の横に立つ。椎原の娘が,政府側の重臣に嫁いだ春子だった。春子は昭和天皇の養育係りを務めた。将来天皇になる人物に対し,決してわがままを許さなかった。国事犯の娘として世間から冷たい目で見られたが,重責を務め上げた。「さすが薩摩おごじょ(お嬢さん)の鑑」と評す。春子夫人の孫が白洲正子で,その夫が東北電力会長を務めた次郎である。









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